IPCLとは?ICLとの違い・費用・適応を秋葉原クリア眼科が解説
ICLの費用で迷っている方へ。IPCLという選択肢をご存じですか?
「コンタクトレンズの着脱を、毎日続けるのが面倒」「裸眼で過ごしたいけれど、ICLの費用を見て迷っている」。そんな方に知っていただきたいのが、眼内コンタクトレンズの一つであるIPCLです。
視力矯正の手術を考えるとき、費用は大切な判断材料です。選べるレンズを知ることで、ご自身の目の状態と予算の両方から、治療を検討できます。この記事では、国内承認された近視・乱視用IPCLを中心に、ICLとの違いと選び方をご紹介します。
IPCLとは?眼鏡・コンタクトへの依存を減らすための治療
IPCLは、虹彩と水晶体の間に薄いレンズを入れ、近視や乱視を矯正する治療に使う眼内レンズです。水晶体を残したまま、レンズを追加してピントを調整します。
レーシックのように角膜を削って形を変える工程はなく、小さな切開からレンズを挿入します。目の中に留置するため、日常用コンタクトのような毎日の着脱や洗浄は不要です。こうした仕組みはICLにも共通しています。
朝の身支度、旅行先でのレンズ管理、スポーツ中の眼鏡の煩わしさ。IPCLは、このような負担を減らし、裸眼で過ごす時間を増やしたい方にとって、検討できる選択肢です。
IPCLを比較してほしい3つの理由
1.当院では、ICLより手術費用を抑えて検討できます
秋葉原クリア眼科の両眼の手術費用は、乱視用の加算がない場合、IPCLが49.8万円、ICLが65.8万円です。税込の差額は16万円になります。
ICLの費用で迷っている方は、IPCLも比較してみてください。当院では、使えるレンズを検査で確認したうえで、予算も含めてご相談いただけます。
2.日本で承認された近視・乱視用レンズがあります
IPCLには、国内で医療機器として承認された近視用・近視性乱視用の製品があります。国内の臨床試験についても添付文書に記載されています。
「初めて聞く名前だから、どのようなレンズか分からない」という方は、承認状況に加え、ご自身の目に使えるか、どのようなリスクがあるかを確認していきましょう。
3.近視・乱視や、目の状態に合わせてレンズを選べます
近視や乱視の度数に加えて、レンズを入れる目の中の広さも、選択に関わります。IPCLには乱視矯正用を含む複数の度数があり、国内承認品は13サイズが用意されています。
検査で目の状態を調べ、適した度数とサイズを選びます。サイズの種類が多いことだけで、見え方や安全性の優劣が決まるわけではありません。
IPCLとICLの違いを、同じ条件で比較しましょう
両者は眼内レンズで近視・乱視を矯正する点が共通していますが、素材や製品仕様は異なります。比較するときは、目への適合性、費用、術後の診療まで確認しましょう。
比較項目 | IPCL | ICL |
レンズ素材 | 親水性アクリル系素材 | コラマー素材 |
国内承認された近視・乱視用製品 | あり | あり |
当院の両眼費用・乱視加算なし | 49.8万円 | 65.8万円 |
当院の両眼費用・両眼とも乱視用 | 59.8万円 | 75.8万円 |
当院の片眼費用・乱視加算なし | 29.9万円 | 37.9万円 |
※費用は税込。乱視用は片眼につき5万円の加算です。本記事では通常の近視・乱視用を扱っています。
「費用が低いと、安全性も違うのでしょうか」という疑問には、価格だけで判断せず、製品の資料と臨床成績を確認することが大切です。
IPCL V2とICL V4cを各100眼、1年間追跡した比較研究では、両群で裸眼視力の改善が報告されています。ただし、研究の対象や観察期間には限りがあり、この結果だけで長期の安全性まで同じと断定することはできません。
手術費用に含まれるものも確認してください
当院では、IPCL・ICLの精密検査・カウンセリングは無料です。術前精密検査、手術に関連する術後1年間の診察・検査、術後3か月までの薬は手術費用に含まれます。
1年経過後の術後受診は1回5,000円です。手術と関係のない診療・検査は別料金となります。レンズの入替・位置調整・抜去の保証には、医師が医学的に必要と判断することなどの条件があり、患者さんの都合による処置などは対象外です。
こんな希望がある方は、IPCLも相談してみてください
眼鏡や日常用コンタクトへの依存を減らしたい。
ICLを検討しているが、費用も含めて選択肢を比較したい。
近視や乱視が強く、自分に使えるレンズがあるか知りたい。
レーシックが適さないと言われ、ほかの方法を探している。
国内承認IPCLの対象年齢は18〜45歳ですが、年齢だけで適応が決まるわけではありません。近視・乱視の状態、度数の安定性、目の中の空間、角膜内皮細胞、水晶体や網膜の状態などを確認します。
角膜の厚さが理由でレーシックが難しい場合でも、眼内レンズによる矯正を検討できることがあります。ただし、眼内手術に適さない目の状態もあるため、事前の検査が必要です。
手術前に知っておきたいリスクと通院
IPCLは目の中にレンズを入れる手術です。主なリスクには、光の周囲に輪が見えるハロー、まぶしさを感じるグレア、近視・乱視の残存、眼圧上昇、白内障、角膜の透明性を保つ内皮細胞の減少、レンズの位置ずれ、眼内炎(目の中の感染)などがあります。重い視力障害につながる可能性や、追加の治療・レンズの位置調整・交換・抜去が必要になる場合もあります。
術後は定期検診で、視力だけでなく眼圧やレンズの位置、目の状態を確認します。日々のレンズのお手入れが不要になっても、検診は続けていただく必要があります。
治療は、適応検査・術前精密検査、レンズの準備、日帰り手術、術後検診という流れです。当院では、レンズの準備に数週間〜2か月程度かかる場合があります。両眼を同日に手術でき、手術時間の目安は両眼で5〜10分ですが、検査や術後の経過観察を含め、複数回の受診が必要です。
仕事や予定との調整は、術後の通院や生活上の制限も含めて考えておきましょう。
よくあるご質問
IPCLを受けると、ドライアイも治りますか?
IPCLは近視・乱視を矯正するためのレンズです。日常用コンタクトの装用を減らすことは目指せますが、ドライアイそのものを治療する手術ではありません。乾燥や不快感がある場合は、その原因も診察で確認します。
将来、レンズを取り出すことはできますか?
必要に応じて、レンズの抜去や交換を検討できます。ただし、それにも手術が必要で、手術前と完全に同じ状態に戻ることを保証するものではありません。
IPCLを受ければ、老眼にならずに済みますか?
この記事で扱うIPCLは近視・乱視を矯正するもので、加齢による老眼を防ぐものではありません。将来、近くを見るための眼鏡が必要になることもあります。
秋葉原でIPCLを相談するなら、秋葉原クリア眼科へ
当院では、ICLとIPCLの両方について、目の状態とご希望を踏まえてご相談いただけます。院長の桐山卓也は、2026年9月時点でICL 2,500眼以上、IPCL 500眼以上の累計執刀経験があります。
適応検査では、どのレンズを使えるかを確認し、費用や手術後の見え方について一緒に検討します。「IPCLに決めた」という段階でなくても構いません。
当院はJR秋葉原駅直結のアトレ秋葉原1・6階にあり、土日祝日も診療しています。検査から術後の通院まで、通いやすさも含めてご検討ください。
ICLの費用で迷っている方も、まずはIPCLがご自身の目に適しているか、確認してみませんか。初回適応検査・カウンセリングをご利用ください。
お問い合わせ:03-6260-8811診療時間:10:00〜19:00(最終受付18:30)休診日:水曜日・アトレ休館日・年末年始。
※IPCL・ICL手術は、公的医療保険が適用されない自由診療です。料金・診療情報は2026年10月27日時点。
