
10年後、20年後の「見える」を守る。
緑内障
● 緑内障の精密検査
● 日本人に多い正常眼圧緑内障にも対応
● SLTレーザー治療対応
● 緑内障と白内障の同時手術にも対応
緑内障を専門とする医師による診療
緑内障を専門とする副院長が、早期発見から治療、長期的なフォローまで一貫して診療します。「いかに早く見つけ、いかに進行を抑えるか」を大切にしています。
精密検査による早期発見・進行評価
緑内障は、眼圧の数値だけでは判断できません。
眼圧検査に加えて、OCT(光干渉断層計)や視野検査などを行い、視神経や網膜神経線維、視野の状態を詳しく評価します。
一人ひとりに合わせた治療と継続的な管理
緑内障の状態や進行の程度は一人ひとり異なります。点眼治療を基本に、適応となる方にはSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)にも対応しています。
通院を続けやすい診療体制
当院は秋葉原駅直結のアトレ秋葉原1にあり、土日も診療、休診日を除き19時まで診療しています。お仕事などで平日の通院が難しい方にも、継続して受診していただきやすい診療体制です。
緑内障とは
緑内障の初期は自覚症状なく進行する
緑内障とは、目から入った情報を脳へ伝える「視神経」が障害され、徐々に視野(見える範囲)が欠けていく病気です。
多くの場合、病気はゆっくりと進行し、初期にはほとんど自覚症状がありません。また、片方の目に見えにくい部分があっても、もう片方の目が補うため、視野の異常に気付かないまま進行してしまうことがあります。
緑内障によって一度障害された視神経や失われた視野を、現在の治療で元の状態に戻すことは困難です。そのため、「いかに早く発見し、いかに進行を抑えるか」が重要な病気です。

40歳を過ぎたら、緑内障のチェックを
緑内障は、40歳以上では約20人に1人が発症するとされており、決して珍しい病気ではありません。
また、緑内障は眼圧が高い方だけに起こるわけではなく、眼圧が一般的な正常範囲内でも発症する「正常眼圧緑内障」もあります。
そのため、「見えているから大丈夫」「眼圧が正常だから大丈夫」とは限りません。自覚症状がない段階から定期的に目の状態を確認することが、緑内障の早期発見につながります。
このような方はご相談ください
緑内障は、初期には自覚症状がほとんどないことが多いため、「見えにくくなってから」ではなく、健診で異常を指摘されたときや、緑内障のリスクが気になる段階で眼科を受診することが大切です。
●健診や人間ドックで「緑内障の疑い」と言われた
●眼圧が高いと指摘された
●視神経乳頭陥凹など、眼底検査の異常を指摘された
●視野の一部が欠けている、見えにくい部分がある
●血縁者に緑内障の方がいる
●強い近視がある
●40歳以上で、緑内障の詳しい検査を受けたことがない
●現在、緑内障の点眼治療を受けている
●点眼薬を使用していても眼圧が十分に下がらない
●点眼薬の種類が増えてきた、毎日の点眼が負担になっている
●他院で緑内障と診断され、現在の治療について相談したい
●緑内障手術が必要と言われ、今後の治療について相談したい
緑内障は早期発見・治療が大切
症状がない段階から検査を受けることが大切
緑内障は、視神経が徐々に障害され、視野(見える範囲)が欠けていく病気です。治療せずに進行すると、見えない範囲が徐々に広がり、日常生活に支障をきたすようになり、さらに進行すると視力が大きく低下することもあります。
緑内障で特に注意したいのは、一度障害された視神経や失われた視野を、現在の治療で元の状態に戻すことが難しいという点です。そのため、できるだけ早く発見し、治療によって進行を抑えることが重要です。
一方、緑内障による視野障害は多くの場合ゆっくりと進みます。また、片方の目に見えにくい部分があっても、もう片方の目が補うため、初期から中期では自覚症状がほとんどなく、変化 に気付かないことも少なくありません。「よく見えているから大丈夫」と思っていても、検査によって視神経や視野の異常が見つかることがあります。自覚症状がない段階から定期的に検査を受け、早期発見につなげることが大切です。

治療の目的は「今ある視機能を守ること」
緑内障の治療は、失われた視野を取り戻すためではなく、眼 圧を適切に下げることで視神経への負担を軽減し、病気の進行をできるだけ抑えることが目的です。
そのため、緑内障と診断された後は、症状がなくても治療を自己判断で中断せず、眼圧検査やOCT、視野検査などを定期的に受けながら、長期的に目の状態を管理していくことが大切です。
健診で「緑内障の疑い」と言われた方へ
健診でよく指摘される項目
健康診断や人間ドックで「緑内障の疑い」「眼圧が高い」「視神経乳頭陥凹が大きい」などと指摘され、不安に感じている方もいらっしゃると思います。健診で緑内障の疑いを指摘されたからといって、必ずしも緑内障と診断されるわけではありません。 一方で、緑内障は初期には自覚症状がほとんどないため、症状がなくても放置せず、一度眼科で詳しい検査を受けることが大切です。
健診でよく指摘される項目
●眼圧が高い
眼圧は緑内障の重要なリスク因子の一つです。ただし、眼圧が高くても緑内障ではない場合がある一方、正常範囲の眼圧でも緑内障を発症することがあります。
●視神経乳頭陥凹が大きい
視神経乳頭は、網膜から集まった神経線維が眼球の外へ出ていく部分です。緑内障によって視神経が障害されると、その中央にあるくぼみ(陥凹)が大きくなることがあります。ただし、もともと陥凹が大きい方もいるため、精密検査による評価が必要です。
「要精密検査」は放置せず眼科へ
緑内障の診断では、眼圧だけでなく、OCTによる視神経・網膜神経線維の評価や視野検査などを組み合わせて総合的に判断します。
当院では、健診で緑内障の疑いを指摘された方の精密検査にも対応しています。「特に見え方には困っていない」という方も、そのままにせず一度ご相談ください。
正常眼圧緑内障とは
正常眼圧緑内障とは、眼圧が一般的な正常範囲内であるにもかかわらず、視神経が障害され、視野が徐々に欠けていく緑内障です。
「眼圧が正常なら緑内障ではない」と思われることがありますが、緑内障は眼圧の数値だけで診断できる病気ではありません。特に日本人では、緑内障の中でも正常眼圧緑内障が多いことが知られています。
正常な眼圧でも視神経が障害されることがあります
視神経がどの程度の眼圧に耐えられるかには個人差があります。そのため、一般的には正常とされる眼圧であっても、その方の視神経にとっては負担となり、緑内障が進行することがあります。
また、正常眼圧緑内障の発症・進行には眼圧だけでなく、視神経周辺の血流など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
正常眼圧緑内障も「眼圧を下げる」ことが治療の基本です
もともとの眼圧が正常範囲であっても、その方にとって適切なレベルまでさらに眼圧を下げることで、緑内障の進行を抑えることを目指します。
治療では点眼薬などを使用 し、眼圧だけでなくOCTや視野検査を定期的に行い、視神経や視野に変化がないかを継続的に確認します。
眼圧だけでなく、視神経・視野まで確認することが大切 です
正常眼圧緑内障は眼圧検査だけでは見つけることができません。
当院では、眼圧に加えてOCTや視野検査などを行い、視神経の状態を総合的に評価します。「眼圧は正常だったから大丈夫」と自己判断せず、健診で視神経の異常や緑内障の疑いを指摘された場合は、精密検査を受けることが大切です。
当院の緑内障診療
緑内障を専門とする医師による診療
当院では、緑内障を専門とする副院長が、早期発見から治療、長期的なフォローまで一貫して診療します。
副院長はこれまで、緑内障の診療・研究に研鑽を重ねてきました。緑内障は、一度失われた視野を元に戻すことが難しい病気 です。だからこそ、「いかに早く見つけ、いかに進行を抑えるか」を重視しています。
健診で初めて「緑内障の疑い」を指摘された方から、すでに長年治療を続けている方まで、これから先の視機能をできるだけ長く守ることを見据えた診療を行います。
また、検査結果だけで判断するのではなく、患者さんの生活背景や治療へのご希望にも目を向けます。一人ひとりと向き合いながら、その方に適した治療を一緒に考えていきます。

精密検査による早期発見・進行 評価
緑内障は、眼圧の数値だけで判断できる病気ではありません。
当院では、眼圧検査に加えて、OCT(光干渉断層計)や視野検査などを行い、視神経や網膜神経線維、視野の状態を詳しく評価します。
また、患者さんの負担を軽減できる視野検査機器「IMO(アイモ)」を導入し、定期的な検査を継続して受けていただきやすい環境を整えています。

一人ひとりに合わせた治療と継続的な管理
緑内障の状態や進行の程度は一人ひとり異なります。当院では、眼圧や視神経、視野の状態などを総合的に評価し、その方に適した治療方針を検討します。
点眼治療を基本に、適応となる方にはSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)にも対応しています。
治療開始後も定期的に検査を行い、緑内障が進行していないかを確認しながら、必要に応じて治療内容を見直します。

検査結果を分かりやすくご説明
緑内障は長く付き合っていくことが多い病気だからこそ、「よく分からないまま治療を続ける」ことがないようにすることも大切だと考えています。
当院では、画像や検査データを一緒に確認しながら、現在の目の状態や治療の必要性について、できるだけ分かりやすくご説明します。
また、患者さんの不安や疑問、ご希望にも丁寧に耳を傾け、ご自身の目の状態や治療について理解・納得したうえで、治療を続けていただける診療を心がけています。

通院を続けやすい診療体制
緑内障は、定期的な検査と治療を長く続けていくことが大切な病気です。そのため、治療内容だけでなく、通院を続けやすい環境も重要だと考えています。
当院は、秋葉原駅直結のアトレ秋葉原1内にあり、土日も診療しています。また、休診日を除き19時まで診療しているため、お仕事などで平日の通院が難しい方にも、ご自身の生活に合わせて通院を続けていただきやすい環境を整えています。

緑内障の精密検査
緑内障は、眼圧だけで診断することはできません。当院では、眼圧検査、眼底検査、OCT(光干渉断層計)、視野検査、隅角検査などを組み合わせ、視神経や視野の状態を総合的に評価します。
緑内障では、現在の検査結果だけでなく、以前の検査結果と比較して視神経や視野がどのように変化しているかを確認することが重要です。一度の検査結果だけでなく、定期的な検査によって変化を確認し、進行の有無や治療効果を評価していきます。
眼圧検査
目の中の圧力(眼圧)を測定します。眼圧は緑内障の重要なリスク因子の一つであり、診断だけでなく、治療によって適切に眼圧がコントロールされているかを確認するためにも欠かせない検査です。
ただし、正常範囲の眼圧でも緑内障を発症することがあるため、眼圧だけでなく他の検査結果とあわせて判断します。

OCT(光干渉断層計)・眼底検査
OCTは、光を利用して網膜や視神経周辺の構造を詳しく画像化する検査です。
緑内障によって網膜神経線維が薄くなっていないかなどを詳細に確認でき、早期発見や進行の評価に役立ちます。
自覚症状や視野の異常が現れる前から構造的な変化が確認できる場合もあるため、緑内障診療において重要な検査の一つです。

視野検査
視野(見える範囲)に欠けている部分がないかを調べ、緑内障による視野障害の程度や進行を評価します。
当院では、患者さんの検査負担を軽減できる視野検査機器「IMO(アイモ)」を導入しています。
IMOは従来の視野検査のように大きな機器に顔を固定する必要がなく、比較的楽な姿勢で検査を受けることができます。また、検査時間の短縮も期待できるため、定期的な視野検査が必要となる緑内障の長期的なフォローにも活用しています。

隅角検査
「隅角」は、目の中を循環する房水の出口となる部分です。特殊なレンズを使用して隅角の状態を確認し、房水の流れに問題がないか、隅角が開いているか狭くなっているかなどを調べます。
緑内障の種類を判断し、適切な治療方針を検討するために行います。

緑内障の治療
緑内障によって一度障害された視神経や失われた視野を、現在の治療で元の状態に戻すことは困難です。そのため、緑内障治療の目的は、眼圧を適切に下げて視神経への負担を軽減し、病気の進行をできるだけ抑えることです。
治療方法には主に、点眼治療・レーザー治療・手術があります。緑内障の種類や進行度、眼圧、視神経・視野の状態などを総合的に評価し、一人ひとりに適した治療を選択します。
当院では、点眼薬による治療に加えて、適応となる方にはSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)にも対応しています。治療中も定期的に眼圧やOCT、視野検査などを行い、進行していないかを確認しながら治療内容を調整していきます。
なお、点眼治療やSLTなどを行っても十分な眼圧下降が得られない場合や、視野障害の進行が認められる場合には、緑内障手術が必要になることがあります。その場合は、病状に応じて適切な医療機関をご紹介します。
緑内障治療で大切な「目標眼圧」
緑内障では、すべての方が同じ眼圧を目指すわけではありません。視神経が耐えられる眼圧には個人差があるため、現在の眼圧や緑内障の進行度、年齢、これまでの経過などを踏まえて、その方の視機能を守るために目標とする眼圧(目標眼圧)を設定します。
眼圧が一般的な正常範囲内であっても、視野障害が進行している場合には、さらに眼圧を下げる必要があることもあります。
そのため当院では、単に「眼圧が正常かどうか」だけを見るのではなく、視神経や視野が実際に守られているかを継続的に確認しながら治療することを大切にしています。
緑内障の点眼治療
緑内障の治療では、眼圧を下げるための点眼薬による治療が基本の一つです。房水の産生を抑える薬や、房水の排出を促す薬などを使用し、視神経にかかる負担を軽減して緑内障の進行を抑えることを目指します。
まずは1種類の点眼薬から開始し、眼圧の下がり方や視野・視神経の状態、副作用などを確認しながら、必要に応じて薬の変更や追加、複数の成分を含む配合点眼薬への変更などを検討します。

点眼は「続けること」が大切です
緑内障の点眼薬は、現在の見え方を良くするための薬ではありません。そのため、「点眼しても変化を感じない」「よく見えているから大丈夫」と、治療の必要性を実感しにくいことがあります。
しかし、点眼治療の目的は、眼圧をコントロールして将来の視野を守ることです。自己判断で点眼を中断したり回数を減らしたりせず、継続して使用することが大切です。
点眼治療だけで本当に大丈夫?
「緑内障なのに、目薬だけで大丈夫なの?」「手術をしなくても進行しないの?」と不安に感じる方もいらっしゃいます。
緑内障治療で重要なのは、治療方法の多さではなく、その治療によって眼圧が適切にコントロールされ、視神経や視野が守られているかどうかです。そのため、点眼治療によって目標とする眼圧が得られ、視野障害の進行が認められなければ、点眼治療を継続することが基本となります。
一方、眼圧が十分に下がらない場合や、眼圧が下がっていても視野障害が進行している場合には、治療の見直しが必要です。点眼薬の変更・追加だけでなく、適応に応じてSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)などを検討します。
当院では、眼圧の数値だけで「大丈夫」と判断するのではなく、OCTや視野検査を定期的に行い、実際に緑内障が進行していないかを確認することを大切にしています。
「長く点眼を続けているけれど、このままでよいのか不安」という方もお気軽にご相談ください。
点眼薬が増えてきた方へ
緑内障では、1種類の点眼薬で十分な眼圧下降が得られない場合、複数の点眼薬を組み合わせて治療することがあります。
一方で、点眼薬が増えるにつれて、「何種類もの点眼を毎日続けるのが大変」「点眼する時間や順番の管理が難しい」「充血や目の違和感が気になる」など、治療そのものが負担になることもあります。
緑内障の種類や目の状態によっては、点眼薬の追加・変更だけでなく、SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)を検討できる場合があります。
SLTは、房水の出口にあたる線維柱帯にレーザーを照射し、房水の排出を促すことで眼圧を下げる治療です。点眼治療と組み合わせるほか、患者さんによっては点眼薬の負担を軽減できる可能性があります。
SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)
SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)は、房水の出口にあたる「線維柱帯」にレーザーを照射し、房水の排出を促すことで眼圧を下げる治療です。主に開放隅角緑内障などが対象となります。
眼球を切開する必要がなく、外来で受けることができます。点眼治療だけでは十分に眼圧が下がらない方や、点眼薬の使用が負担になっている方などに検討します。
近年では、点眼薬を追加していくだけではなく、患者さんの状態やご希望に応じて、治療の早い段階からSLTを選択することもあります。

このような方にSLTを検討します
●点眼治療だけでは眼圧が十分に下がらない
●点眼薬の種類が増えてきた
●毎日の点眼を負担に感じている
●点眼を忘れてしまうことが多い
●点眼薬による充血などの副作用が気になる
●点眼薬以外の治療方法について相談したい
SLTの特長
●身体への負担が比較的少ない
低エネルギーのレーザーを使用し、線維柱帯の特定の細胞に作用させます。眼球を切開する手術とは異なり、身体への負担を抑えながら治療できます。
●外来で治療できます
点眼麻酔を行ったうえでレーザーを照射します。入院の必要はなく、外来で治療を受けることができます。
●点眼治療と組み合わせることができます
SLTを行った後も、必要に応じて点眼治療を継続します。十分な眼圧下降が得られた場合には、使用する点眼薬を減らせる可能性もあります。
●再治療できる場合があります
SLTの効果は永久に続くものではなく、時間の経過とともに弱くなる場合があります。その際、目の状態によっては再度SLTを行うことも可能です。
●SLTの効果には個人差があります
SLTを行えば必ず眼圧が下がるわけではなく、効果の程度や持続期間には個人差があります。また、緑内障の種類や目の状態によってはSLTが適さない場合もあります。当院では、眼圧だけでなく、隅角や視神経、視野などの状態を確認したうえで、SLTが適しているかを慎重に判断し、患者さんと相談しながら治療方針を決定します。
LI(レーザー虹彩切開術)
LI(Laser Iridotomy:レーザー虹彩切開術)は、虹彩(茶目)にレーザーで小さな孔を開け、眼内の房水の流れを改善する治療です。
主に、眼内の水が流れる「隅角」が狭い原発閉塞隅角症や閉塞隅角緑内障などに対して行われます。隅角が閉じて房水の流れが妨げられると、眼圧が急激に上昇し、強い目の痛みや頭痛、吐き気、視力低下などを伴う「急性緑内障発作」を起こすことがあります。
LIによって房水の新しい通り道をつくることで、隅角が閉塞するリスクを減らし、急激な 眼圧上昇や緑内障発作を予防することを目的とします。
なお、目の状態によってはLIではなく、白内障手術など別の治療が適している場合があります。当院では隅角の状態や白内障の有無などを詳しく確認し、適した治療をご提案します。

このような方にLIを検討します
●隅角が狭いと診断された方
●原発閉塞隅角症・閉塞隅角緑内障の方
●急性緑内障発作を起こすリスクが高い方
●反対の目に急性緑内障発作を起こしたことがある方
LIの特長
●急性緑内障発作の予防を目的とした治療
虹彩にレーザーで小さな孔を開けて房水の流 れを改善し、隅角の閉塞による急激な眼圧上昇や急性緑内障発作を予防します。
●外来で治療できます
点眼麻酔を行ったうえでレーザーを照射します。入院の必要はなく、外来で治療を受けることができます。
緑内障の方の白内障手術について
緑内障の方が白内障を発症し、両方の治療が必要になることは珍しくありません。緑内障があるからといって、白内障手術を受けられないわけではありません。ただし、白内障手術を検討する際には、白内障による見えにくさだけでなく、緑内障の種類や進行度、眼圧、視神経・視野の状態などを詳しく確認することが重要です。すでに緑内障による視神経や視野の障害がある場合には、白内障手術によってどの程度見え方の改善が期待できるのかも事前に評価します。
当院では、緑内障の方の白内障手術にも対応してい ます。白内障と緑内障の両方の状態を確認したうえで、患者さんの見え方や生活スタイルも踏まえ、白内障手術のタイミングや眼内レンズの選択、今後の緑内障治療まで総合的に検討します。また、多焦点眼内レンズをご希望の場合には、緑内障の進行度や視機能などを考慮し、適応を慎重に判断します。
なお、緑内障の状態によって白内障手術と緑内障手術の同時手術が必要と判断した場合には、対応可能な専門医療機関をご紹介いたします。

緑内障手術が必要になるのはどんなとき?
緑内障と診断されたからといって、すぐに手術が必要になるわけではありません。多くの場合は、まず点眼薬やSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)などによって眼圧を下げ、定期的な検査で経過を確認します。
しかし、以下のような場合には緑内障手術が検討されることがあります。
緑内障手術を検討する方
●点眼薬やSLTを行っても、目標とする眼圧まで十分に下がらない
●治療を続けていても視野障害が進行している
●緑内障が進行しており、より大きく眼圧を下げる必要がある
●点眼薬による副作用などで治療の継続が難しい など
緑内障手術のタイミング
緑内障手術を検討する際には、眼圧の数値だけで判断するのではなく、視野障害の程度や進行速度、視神経の状態、これまでの治療経過、年齢や生活背景などを総合的に評価することが重要です。
必要な手術を先延ばしにすると視野障害が進行する可能性がある一方で、手術にはそれぞれメリットとリスクがあります。そのため、現在の状態を詳しく評価したうえで、適切なタイミングを見極めます。
当院では緑内障手術は行っておりませんが、点眼治療やSLTによる治療から、手術が必要となるタイミングの判断まで継続して診療します。手術が必要と判断した場合には、病状や必要となる治療に応じて、適切な医療機関をご紹介します。
緑内障手術が必要と言われた方へ
他院で「緑内障の手術が必要です」と言われ、「本当に今すぐ手術が必要なのか」「ほかに治療方法はないのか」と不安に感じている方もいらっしゃると思います。当院では、他院で治療中の方のご相談 にも対応しています。OCTや視野検査などを行い、現在の目の状態を改めて確認したうえで、点眼治療やSLTを含め、どのような治療が適しているのかを一緒に考えていきます。
一方で、検査の結果、手術が必要な状態であれば、無理に手術以外の治療を続けるのではなく、なぜ手術が必要なのかを分かりやすくご説明し、適切な医療機関へご紹介します。
緑内障は長く付き合っていく病気だからこそ、治療方針について疑問や不安を抱えたままにせず、納得したうえで治療を続けることを大切にしています。
他院で緑内障治療中の方へ
現在、他院で緑内障の治療を受けている方の診療にも対応しています。
緑内障は長期にわたって治療・管理を続けていくことが多い病気です。「現在の治療をこのまま続けてよいのか」「点眼薬が増えて負担になっている」「SLTについて相談したい」など、治療を続けるなかで疑問や不安が生じることもあります。
また、転居や転勤、通院の負担などを理由に、治療を継続できる眼科をお探しの方もご相談ください。
現在の治療と目の状態を改めて確認します
当院では、これまでの治療経過を確認するとともに、必要に応じて眼圧検査、OCT、視野検査などを行い、現在の治療によって緑内障の進行が適切に抑えられているかを評価します。
そのうえで、現在の点眼治療の継続や見直し、適応となる場合にはSLTなど、一人ひとりの状態や生活背景を踏まえて治療方針をご提案します。
これまでの治療内容が分かる紹介状や検査結果、お薬手帳、現在使用している点眼薬などをお持ちの場合は、ご来院時にご持参ください。
緑内障 よくある質問
Q
緑内障になると失明するのでしょうか?
A
緑内障は、日本における中途失明原因の第1位となっている病気です。進行すると視野が徐々に失われ、重症になると視力にも大きな影響を及ぼし、失明に至る可能性があります。
しかし、緑内障と診断されたからといって、必ず失明するわけではありません。 早期に発見し、適切に眼圧を管理しながら、視神経や視野の状態を定期的に確認することで、進行を抑え、現在の視機能をできるだけ長く守ることが大切です。
Q
眼圧が正常でも緑内障になることはありますか?
A
はい。眼圧が一般的な正常範囲内でも視神経が障害される「正常眼圧緑内障」があります。
そのため、眼圧の数値だけではなく、OCTや眼底検査、視野検査などを組み合わせて診断することが重要です。
Q
健診で「緑内障の疑い」と言われました。すぐに受診した方がよいですか?
A
できるだけ早めに眼科で精密検査を受けることをおすすめします。
「緑内障の疑い」と指摘されても、必ず緑内障とは限りません。一方、初期の緑内障は自覚症状がほとんどないため、症状がないからと放置せず、詳しく調べることが大切です。
Q
緑内障は治りますか?
A
現在の治療では、一度障害された視神経や失われた視野を元の状態に戻すことは困難です。
そのため、治療では眼圧を適切に下げ、現在の視機能をできるだけ長く守ることを目指します。
Q
緑内障の目薬は一生続けるのでしょうか?
A
緑内障の点眼治療は、基本的には生涯にわたって続けていくことになります。
緑内障は一度障害された視神経を元の状態に戻すことが難しい病気であり、点眼薬には眼圧を適切にコントロールし、視神経を守りながら病気の進行を抑える役割があります。そのため、症状がなくても継続して治療することが大切です。
自己判断で点眼を中止すると眼圧が上昇し、緑内障が進行する可能性がありますので、点眼をやめたい、毎日の点眼が負担と感じる場合は、ご自身で中止せず医師にご相談ください。 点眼薬の見直しや、目の状態によってはSLTなど、ほかの治療方法を検討できる場合もあります。
Q
SLTを受ければ点眼薬をやめられますか?
A
SLTによる眼圧下降効果には個人差があるため、必ず点眼薬を中止できるわけではありません。
治療後の眼圧や視神経・視野の状態を確認し、必要に応じて点眼治療を継続します。十分な効果が得られた場合には、点眼薬を減らせることもあります。
Q
緑内障でも白内障手術を受けられますか?
A
多くの場合、緑内障があっても白内障手術を受けることは可能です。
ただし、緑内障の種類や進行度、視野・視神経の状態によって、手術方法や眼内レンズの選択を慎重に検討する必要があります。当院では白内障と緑内障の両方の状態を確認したうえで治療方針をご提案します。
Q
家族に緑内障の人がいます。緑内障は遺伝しますか?
A
緑内障が必ず遺伝するわけではありませんが、緑内障になりやすい体質には遺伝が関係していると考えられています。そのため、ご家族に緑内障の方がいる場合は、いない方と比べて発症する可能性が高くなります。
特に両親や兄弟姉妹など、血縁の近い方に緑内障の方がいる場合は、自覚症状がなくても定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。
公開日:2026年10月13日
最終更新日: 2026年10月13日

執筆者兼監修者プロフィール
院長 桐山 卓也
●資格
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日本専門医機構認定 眼科専門医
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スターサージカル ICL認定医
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日本医師会認定 産業医
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屈折矯正手術講習会修了
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オルソケラトロジー講習会修了
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水晶体嚢拡張リング(CTR)講習会受講修了
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ボトックス・ジュビダームビスタ施注資格修了
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舌下免疫療法講習会修了
●所属学会
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日本眼科学会
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日本白内障屈折矯正手術学会
-
日本角膜学会
-
日本緑内障学会
